第１１回媒介をしないことで生まれる顧客満足度の向上

「親切に手伝っているつもりなのに、なんで違法なんだろう…」そんな戸惑いを感じたことはありませんか？実は、媒介をやめたことで“逆に”お客様から感謝されるケースが増えています。

この記事では、不動産会社が住宅ローン媒介をやめることで得られる顧客満足の向上について、その背景と実例をご紹介します。

専門家に任せることで得られる安心感

お金に関する手続きは、やはり金融の専門家が対応した方が安心感が高まります。

住宅ローン審査や金利交渉などを専門会社に任せることで、お客様から「丁寧でわかりやすい」「安心できた」と好評価を得ることが多くなります。

住宅ローン業務から離れることで、物件提案や契約業務、アフターフォローに集中できます。

その結果、「契約の流れがスムーズ」「レスポンスが早い」といったポジティブな評価が増えていきます。

「住宅のことは不動産会社」「お金のことは専門家」という役割分担を明確にすることで、お客様からの信頼度も上がります。

それぞれがプロとして対応する体制が、結果的に顧客満足の最大化につながるのです。

媒介業務をやめることは、決してサービスを放棄することではありません。

役割を分けることで、むしろプロらしいサービス提供が可能になり、顧客満足は確実に向上していきます。