「善意でやっただけだったのに…」不動産業者が住宅ローンに関わる中で、思わぬトラブルに巻き込まれることも。違法行為を避け、顧客と自社を守るには、過去の事例から学ぶことが大切です。
この記事では、住宅ローン媒介にまつわるトラブル事例と、その予防策・対応策をわかりやすく紹介します。

事例1:「この銀行なら通る」と勧めて行政処分に

ある不動産会社では、お客様に対して「この銀行なら通りやすいですよ」と紹介。
結果として、それが媒介とみなされ、報酬の有無に関係なく行政から指導を受ける事態になりました。
事例2:申込書を記入サポートして違反に

「日本語が不安そうだったので代筆した」という理由で申込書を一緒に記入。
これが媒介行為と判断され、調査対象になった事例があります。
事例3:金融機関とのやりとりを代行してしまった

お客様から頼まれたため、金融機関と連絡を取って進捗確認を行った事例。
その行為が媒介とみなされ、会社としてのコンプライアンス体制が問われることになりました。
対策:曖昧な行為はすべて「やらない」判断を

「親切心でやった」が通用しないのが媒介行為です。
曖昧な行為はすべて専門会社へ引き継ぐルールを整備することで、トラブルを未然に防げます。
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